免疫生化学研究室 教授 伊從 光洋 (Professor Mitsuhiro Iyori)
ご挨拶 |
武蔵野大学薬学部微生物学・免疫学分野 免疫生化学研究室のホームーページにようこそ。この研究室では、武蔵野大学薬学部の教員と研究室に配属された学部学生を中心に感染症用のワクチン開発に関する基礎研究を進めています。伊從は武蔵野大学に着任後、2023年度から配属された4年生から上記のテーマについて研究をスタートさせました。研究室の規模も小さく、研究のスピードもゆっくりとではありますが、着実に一歩一歩、足を前に進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
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研究について |
主にウイルスベクターを利用したワクチン開発研究を進めています。対象の感染症はマラリアです。世界各国での数十年の研究が実り、世界初のマラリアワクチンが実用化されましたが、臨床試験の結果から分かったことは、他のワクチンよりも有効性が明らかに低いことです。すなわち、マラリアはワクチン開発が大変困難な感染症であります。一方で、この分野で有効なワクチンを開発できれば、他の感染症用のワクチンに応用することも可能であり、有効性の高いワクチンの本質を明らかにできると期待しています。関連する研究分野は細胞生物学、生化学、免疫学、感染症学、微生物学(寄生虫学、ウイルス学、細菌学)ならびに血清疫学と幅広く、多くの基礎医学・臨床医学と関係します。武蔵野大学薬学部はこれらの様々なアプローチや技術を可能にする最新機器を多数所有しており、これらを駆使して目標の達成を目指します。 |
3年生のみなさんへ - 求める学生像 - |
生物系薬学研究に興味のある方や、勉強と研究を両立できる方を歓迎いたします。担当の教員、上級生および同期の学生と協調し、議論しながら研究を進めていきます。研究を進める上でのコミュニケーション能力の向上を図りたい方、プレゼン能力を磨きたい方などおすすめです。生活態度全般について、お行儀が良い方、キレイ好きな方、相手を敬える方などが理想です。素敵な薬剤師の養成を目指しています。 |